退職代行サービスの合う合わないについて調べてみた
ゴールデンウィーク明けは、退職希望者が増えると言われています。
気持ちとしては「連休明けからの平日ってダルいよなぁ」とわかるものの、具体的になんでなのかと調べてみました。
どうやら「五月病」と呼ばれる現象が関与しているようです。
毎年恒例、いつものアレです。
定義としては、五月病は、新年度や新生活が始まってから数週間後の休み明けに、突然現れる心身の不調を指すとのこと。
ゴールデンウィーク明けはこの五月病が発症するタイミングと重なってきます。
新しい環境への適応や人間関係のストレスなど、さまざまな要素が絡み合って五月病が引き起こされる。
それが退職願望につながることがあるみたいです。
また、ゴールデンウィークは比較的長い休暇期間なので、この期間に自身のキャリアや生活を見つめ直し、その結果として退職を決意する人もいるかもしれません。
休暇中には新たな職場を探す時間が確保できるので、転職活動を始める人が増えると考えられるそうで。
というわけで、休み明けの心身の不調や自分自身を振り返る時間が、ゴールデンウィーク明けの退職希望者の増加に影響していると考えられている模様。
なるほどなぁと。
4月は新生活の始まりたてで緊張感があるからかすぐに過ぎていくけれど、ゴールデンウィークというワンクッションで張り詰めていたものが切れてしまうのかもしれませんね。
で、退職したい。。
しかし入社したてだし気まずい。。
(気にしない人もいるけど)
というわけで高まってるのが退職代行サービスってことなんでしょうね。
わたしとしても、辞めるところとはいえ退職の意向を自ら伝えて場の空気が重かったり悪くなったりするのはイヤですし。。
それに正直、差し障りのない退職理由をでっち上げるのが面倒だったりもしますw
てなわけで退職代行サービスについてもちょろっと調べてみたのですが、退職代行サービスは、特定の状況にある人々にとって非常に有用である一方で、全ての人に適しているわけではないみたいです。
どういった属性の人に向き不向きが起きるのか、退職代行サービスの利用に向いている人と向いていない人について、情報をまとめまてみました。
退職代行の利用に向いている人:
・上司や人事部門に対して直接退職を申し出ることがツラい人:
退職代行サービスは、雇用者に対して退職の意志を伝えることが難しい、もしくはストレス過多な状況にある人々にとって向いています。
このような状況にはパワハラやセクハラが含まれることも。。
・退職手続きの手順についてよくわかっておらず、または複雑な手続きに対応するのが難しい(めんどい)人:
退職代行サービスは退職手続き全体を代行してくれ、関連する法律や制度についての知識も持っています。
・「今すぐやめたいのに上司に引き止められている」「上司が怖くて退職を言い出せない」といった悩みを抱える人:
これらの問題を抱えている人々は、退職代行サービスを利用すれば直接対話することを避けることができます。
HSP気質な方に向いているのかもしれませんね。
退職代行サービスの利用に向いていない人:
・直接の対話で解決を望む人:
退職代行サービスは、労働者と会社との間の直接的な対話を省くもの。
なので、自分自身で問題を解決したいと考える人には向いていません。
・会社と良好な関係を保ちたい人:
退職代行サービスを利用すると、会社との関係が悪化する可能性が少なからずあります。
利用することで会社側には自己決定を尊重していないと受け取られる可能性も。
・退職手続きを自分で理解し、経験したい人:
退職代行サービスは退職手続きの全てを代行します。
自分自身で退職手続きの流れを理解し、経験したいと考える人にとっては退職代行サービスは向いていません。
・退職代行サービスの費用を負担したくない人:
退職代行サービスは有料であり、費用は利用者負担になります。
費用を負担したくない人には、向いていません。
退職代行サービスの向き・不向きはそのような感じです。
退職代行サービスを利用するかしないかは、状況や目指す結果によって判断が変わるかもしれません。
自分自身の状況とニーズをしっかりと理解し、可能な限りの情報を得てから決定を下すことが重要かと。
ただ、辞めたい気持ちがあるのならその気持ちにフタをすることなく、利用するしないはどうあれ、自分の心身の健康のために自分の意志を尊重なさってください。